音楽のチカラ

アルツハイマー病のHENRY(ヘンリー)という男性。

何事に対しても無気力で反応せず車椅子に座って手を組み

俯いていたまま施設で約10年過ごしている。

娘が話しかけても俯いたまま

目も開けることもなく覚えていない。

昔を知る娘さんからは

父は陽気な人でいつも歌を口ずさんで

とにかく音楽が大好きで元気だったと

そこで施設の人が

ゴスペルの入ったiPodをヘッドフォンで聴かせた。

すると…

すぐに表情が明るくなり、

彼は目を大きく見開き生き生きと歌い始めたのです。

手足を動かしてみたり…

HENRY(ヘンリー)はヘッドフォンを取ると

質問に普通に答えられるようになったのです。

生き生きと質問に答えていました。

医師は哲学者カントの言葉を借りて

「音楽は“目覚めの芸術”なんだ」と言っている。

音楽は普段、楽しい時や悲しい時など気分で聴いていますが

本来の自分を取り戻してくれるチカラも持ってるんですね。