記憶以外じゃない、海馬の働き


From:高松 英嗣

こんにちは。

今回は海馬の機能ついてのお話です。

海馬の機能は色々ありますが、一番重要な機能は

【新しい物事を覚える】ことです。

脳には記憶に関係する箇所が沢山ありますが、

海馬は一番最初に情報を記憶する箇所です。

てんかん持ちの患者が海馬を切除したところ、以前起こった出来事は覚えているのに、新しいことが全く覚えられないという現象がありました。

なので、海馬は新しい出来事を覚えるという機能がはっきりしました。

まあ、このように海馬が記憶に携わるのことは有名な話ですよね。

今回はあまり知られていない機能についても話します。

海馬は他にも機能が2つあります。

1つめは、物事を忘れさせる働きです。

2つめは、記憶した情報を脳の他の場所へ送り出す働きです。

1つめの物事を忘れる働きです。

疑問に思ったでしょうが、これは事実なんですよ。

正確にいうと、

「この情報は覚える必要があるか否か」を選別しているのです。

実はこの働きはすごく大切なんです。

仮に、海馬の選別機能がなければ、

人は朝目覚めてから5分で脳がパンクすると言われてます。

人は五感から取り入れた情報を全てインプットします。

1日で約数万個言われています。

道を歩いても看板や飲食店、雑貨店、すれ違う人、

パソコンやケータイを開けば、世の中のニュースや不意に出てくるネット広告など言い切れないほど沢山あります。

もし、海馬が全ての情報を記憶していたらパンク状態になり、日常生活が送れません。

だから、海馬は自分に必要か不必要かを瞬時に判断し、必要なものだけを無意識に記憶するのです。

なかには、なんでそれを記憶してるの?

ってこともありあます。

しかし、一旦記憶した情報のほとんどが、数時間後には忘れています。

海馬って、厳しい門番なんですよ。。。

海馬の2つめの働きは記憶した情報を脳の他の場所へ送り出す働きです。

海馬は記憶した情報を、一時的にしか保存できません。期間は約1週間以内です。

理由は、保管しておくスペースが小さいからです。なので、たくさんある情報は来た順から保管スペースが大きい大脳皮質(特に前頭前野)へ移動させます。

駅の忘れ物保管場所から忘れ物センターへ移動するのを同じことです。

記憶される情報は大脳皮質へ移動し、移動しないものは少しだけ海馬に留まっておくことができますが、ほとんどが捨てられます。

要は忘れてしまいます。

情報を移動させる働きが悪くなっても物を覚えられなくなります。

まあ、この場合は大脳皮質や海馬から大脳皮質へ情報を経由する場所の問題もあるので、一概に海馬だけの問題と言えませんが、、、。

海馬には大まかに2つの役割があることを理解しておきましょう。

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