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高松 英嗣

記憶されている。その時脳はこんな風に、、、


From:高松 英嗣

こんにちわ。

今回からは学習・記憶のメカニズムについて話しいていきます。

今回は、新しい情報を学習・記憶している時、

脳の中で何が起こっているかを話します。

これが理解できると、治療している時にあなた自身、

「ああ、今患者さんの脳はこんなことが起こっているんだ…」

とイメージできます。

外部からの新しい情報を学習・記憶している時、

脳の神経細胞は新たな神経回路が形成されます。

例えると、、、

新しい車(情報)を通し、車(情報)が今後も通りやすく(再生されやすくする)ために、道を開通(神経回路の形成)させます。

その、新しくできた道を【脳の可塑性】と呼びます。

この可塑性という言葉は、脳を勉強する際によく出てくるので、覚えておいてください。

要は、情報が学習・記憶される時、脳の中で新しい、神経回路が形成されているということです。

次回は、神経回路ができるメカニズムについてお話しします。

※可塑性の意味

可塑性とは「個体に外力を加えて弾性限界を越えた変形を与えた時、外力を取り去っても歪がそのまま残る現象」とあります。

つまり脳の可塑性とは、

一旦、神経回路が形成されてしまったら、きっかけとなった現象が起こらなくても、情報は学習・記憶されているということです。

実際に僕らは、日本の首都は東京ということを知っています。思いおこすたびに、地理の教科書日本地図を見返す必要はありません。

ご家族の物忘れが気になり、このままでは悪化するんじゃないかと心配するあなたへ

【ブログのポイント】

可塑性

認知症予防

認知症改善

日本認知症リハビリテーション協会


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