海馬が記憶する時、神経細胞はこうなってる。


どうも。

前回は、、、

情報が記憶される時、海馬に新たな神経回路ができ、その経路を情報が電気信号として通る度に情報が再入力されるいう内容でした。

今回は、海馬における神経回路ができるメカニズムについてです。

神経回路の形成には2つのメカニズムがあります。

1つ目は「発芽」です。

発芽とは繋がっていない細胞同士に新しいシナプスが発生することです。

A→Bの細胞同士が繋がっていても、AとCは繋がっていません。しかし、新たな情報が入力されるとA→Cのシナプスが形成される。

というメカニズムです。

しかし、これは、海馬では起こらないと考えています。

なぜなら、新しいシナプスが形成されるには最低でも1週間掛かるからです。

なので、「発芽」のメカニズムは長期記憶に関係する前頭前野(大脳皮質)で行われているのでしょう。

2つ目は「シナプス可塑性」です。

シナプス可塑性とは元々繋がっている細胞と細胞がより伝達しやすくなることです。

A→Bは以前から情報伝達のやり取りをしていましたが、新しい情報が入力されると、

より情報伝達を簡単に行うようになる。

というメカニズムです。

「シナプスの可塑性」なら元々あるシナプスに新たな情報を伝達させるだけの道を作る(道幅を拡げる)だけなので、即時にできます。

以上のことから海馬内での神経回路の形成メカニズムは「シナプス可塑性」が考えられます。

あなたが、海馬を鍛えるための治療を行なっている最中は、目の前にいる患者さんに対して、

「ああ、今、海馬のシナプス可塑性が起こっているんだ。。。」

とイメージしてください。

きっと良い治療結果が出るでしょう。

※イメージするには海馬の位置や形状を知っておくことが大切です。

ご家族の物忘れが気になり、このままでは悪化するんじゃないかと心配するあなたへ

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【ブログのポイント】

認知症予防

認知症改善

海馬の可塑性

日本認知症リハビリテーション協会


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