ボランティア活動の功罪

From:高松 英嗣
ボランティア活動をしている方はよく聴いてください。
日本でもオランダなどをヨーロッパをモデルにした認知症カフェが増えています。
認知症カフェでは多くのボランティアの方が参加しています。
僕も学生時代、発達障害児の教育支援の一環としてボランティア活動をしたことあります。
ボランティア活動を行うことやその精神は本当に素敵だと思います。
しかし、、、
「ボランティア活動では責任感や使命を持ち、当事者が抱えている問題を解決することができない。解決できるのは、仕事として取り組んでいる当事者だけや。」
この言葉は学生時代にボランティア活動をしていた時、養護学校の校長先生から言われました。
当時の僕は、校長先生の言葉の意味がよくわからなかったです。むしろ、障害児を支援して金を稼ぐことは良くないことと思うようになりました。
でも、僕がお金を稼ぐ立場になって、校長先生の言っていることが痛いほどわかるようになりました。
よく考えれば、当たり前のことです。
世の中は人とお金が動くことで初めて価値が出て、継続的に活動を行うことができます。=仕事。
問題解決するために大切なことは、当事者同士による継続です。
ボランティア活動では継続が難しいです。ボランティア側が色々な面でしんどくなったらやめるからです。
しかも、当事者になることはありえません。
ただし、ビルゲイツや孫正義さんのようになるとボランティアを継続して行うことができます。
理由は、言わなくてもわかると思いますが、、、。
認知症カフェのような活動は素晴らしいですが、それはあくまで補足にしかなりません。
ボランティアで認知症の進行を防ごう、、、という甘い考えでは一生解決することはできません。
本当に症状を改善したいなら、仕事として取り組んでいく必要があります。
あなたが、認知症の症状を改善させたいと思っているなら、仕事として取り組むか、仕事として取り組んでいる人を見つけてください。
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