大事なことだから何度も言う
From:高松 英嗣
しつこいくらい伝えましょう。
「亜麻仁油は血管を若返らせて、認知症予防に効果がある」
亜麻仁油の効果効能はもう何年も前からテレビのゴールデン番組て言っているし、そもそも血管を若返らせる効果があるから有名になったんですよ。
それなのに、数日前のテレビ番組で、CMをまたいで発表していた。
タレントは「え~!?」と言う反応でした。
その時、私は「しつこい」と同時に「大切だから、同じことを言う必要があるのか」とも思いました。
自分ごとに置き換えてみました、、、。
認知症の治療はご家族さんの協力が大切です。
私は改善を維持するために、食事のことなどについて色々言います。
「糖質を取り過ぎないこと、そのためにあなたのご家族さんは〇〇を食べる量を減らしましょう」
といったことです。
はっきりって、一回か二回言ってできる人はいません。
三回目くらいで理解して、実践して頂ければ良い方です。
以前のブログで、「人間は忘れる生き物」という話をしたように、人間の脳は物事を忘れるよう設定されています。
だから大切なことでも、時間が経ったり、他に印象強い出来事があると忘れてしまいます。
そして、大きな失敗に繋がって行くのです。
(私の場合は、改善していた認知症の症状が元に戻ること)
ならば、失敗をする前に壊れたラジオのように何度でも繰り返し伝える必要があると、テレビを観て感じました。
確かし私自身、勉強や部活でも先生から何回も同じこと言われて、失敗して、また同じことを言われてようやく、知識や技術・考え方が自分のモノになりました。
今の仕事に置き換えると、認知症の方や認知症のご家族はこちらが改善するために大切なことを何度も何度も難度も…伝えて、理解してもらえたりします。
(例えば、毎日食べているポテトチップの量を減らすことで、改善した認知症状が維持できると言うこと)
「親の小言とお酒のチャンポンは後から効いてくる」
小言のようにしつこく言われたことがとっても大切なことだと言うのは、後から気づきます。
なので、諦めずに相手が理解するまで、大切なことは伝えていきましょう。
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