医療従事者のサイフ事情
From:高松 英嗣
今回のブログは医療従事者ならさせては通れないお話です。
現実を直視しましょう!
私は大学で作業療法士になるために勉強していた頃、お金のことなんか考えていませんでした。
それは、私の育ってきた環境にもあります。
私の母は医療従事者でした。
そして、高松家は比較的経済的に恵まれていました。
自宅は一戸建てで、神戸市郊外のまあまあ住みやすい地域にあります。
定期的に家族で旅行へ行き、習い事も私や兄弟がやりたいことはすぐにさせてくれました。もちろん、塾へも通わせてくれました。
そして兄弟3人を大学まで、奨学金なく卒業させてくれました。
また、母や父も自分の欲しいものを早いスパンで買ってました。
そんな環境で育っていたので、私は医療従事者になれば、欲しいものをある程度買えて、やりたいことをお金のことを気にせずやれる暮らしができると思っていました。
しかし、そのような暮らしができるのは幻想だということを給料明細と先輩の給料を聴いて気づきました。
さらに、ショックなコトバをリハビリ科の科長から聴きました。
「将来は医療従事者の給料は下がるし、人数が増えて淘汰される。」
私は目の前が真っ暗になりました。
もちろん、作業療法士は素敵な仕事ですし、やりがいはありました。
しかし、給料を気にせず、やりがいだけで生きて行くのは厳しかったです。
あれから約5年ほど経ち、"私は外から"科長のコトバが現実になっているのを見ています。
数年後日本は混合診療で儲ける病院(施設)と儲けない病院(施設)がはっきり差が出てきます。
その時に、セラピストも淘汰されます。
以前は国家資格を持っていれば安泰と言われていましたが、
幻想は潰されます。
儲けていない病院で勤めると生活保護レベルで食べていけることはできると思いますが、
子供に満足な教育を受けさせてあげることは厳しいかもしれません。
もし、あなたが今の生活を維持、またはより良い暮らしをしたいならば、、、
①儲けている病院や施設へ行く(※経営者次第だが…)
②自分の力で稼ぐ
あなたはどっち…?
①を選ぶなら、儲けている病院や施設を探してください。そして、経営者に給料を上げるよう交渉するといいかもしれません。
②を選ぶなら、なにか人と違う知識や技術の取得が必要になってきます。
あなたが②を選ぶなら、私は全力であなたのサポートをします!
もし、、、5年前の私と同じように
「作業療法士(理学療法士、言語聴覚士、介護士)の仕事は嫌じゃないけど、お金が、、、。」
と思っているなら、あなたはどーしますか?
日本認知リハビリテーション協会の認知症予防、改善法の知識や技術を取得すれば、
あなたが”決断しなければならない時”に必ず役立ちます。
新たな知識や技術を取得したならば、これを見てください。
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あなたの家族で、認知症と診断され、治して欲しいという方はこちら。
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あとでわかったんですが、私たち兄弟の学費や習い事、旅費の多くの出費は父からでした。。。
父は医療従事者でありません。
【ブログのポイント】
認知症予防
認知症改善
日本認知症リハビリテーション協会