認知症は歯が命?

From:高松 英嗣
軽度認知障害のお父さん。
定期的に歯科へ通い、歯の掃除をしてもらってます。
軽度認知障害になって以降、歯医者さんから
「歯石が多くなっている」
と言われました。
軽度認知障害と歯の汚れ、そして認知症の悪化は深く関係しています。
軽度認知障害になると前頭前野の機能低下が目立つようになります。
前頭前野の機能の一つで重要な役割を果たしているのが「注意力」です。
前頭前野機能が低下すると、途中で作業を辞めてしまったり、雑になったり、完成までに時間が掛かるなど活動への支障が出てきます。
その大きな原因は「注意力の低下」です。
歯磨きは意外と「注意力」を必要とします。
・歯のどの部分を磨いたか
・部分ごとに一定の時間磨く
・同じペースで歯を磨き続ける
・口から唾がこぼれないように(溢れると気が散るので)
これらを毎日複数回行うことで、歯を含めた口腔内は清潔に保てます。
しかし、注意力が欠けて丁寧に歯を磨けなくなると、歯や口腔内は汚くなります。
では次に、歯や口腔内の汚さと認知症の関係を説明します。
認知症の発症・悪化のリスクとして体内に毒が蓄積され、脳の細胞を破壊したり、アルツハイマー型認知症に認めるアミロイドβが生産されやすくなります。
口腔内が汚く、バイ菌が溜まっていると唾や飲食物を飲み込む時に、バイ菌も体内に取り込まれます。
はい、バイ菌=毒が蓄積されました(胃酸で溶かすこともできますが、溶けなかったバイ菌は蓄積されます)
つまり、、、
軽度認知症になり、注意力が低下すると、歯磨きがテキトーになって菌が歯や口腔内にバイ溜がまります。
歯や口腔内に溜まったバイ菌が体内に入り、蓄積されると認知症の症状が悪化すう
ということです。
なので、毎日何気なくやっている歯磨きを丁寧に行うことと、予防歯科で歯を掃除してください。
PS
起床後はまず歯を磨いてくださいね。起床直後の口腔内は臭いですよね?
認知症の症状を改善させたい方はこちら
↓
ご家族で、認知症の症状を改善して欲しい方や症状の原因が知りたい方はこちら。
↓
【ブログのポイント】
認知症予防
認知症改善
日本認知症リハビリテーション協会