言われた通りしてますか?
From:高松 英嗣
先日、夜中のテレビ番組でブラマヨの小杉さんや武井壮さん、中日の元監督落合博満さん、メッセンジャー黒田さんが映っていました。
その番組内でメッセンジャー黒田さんと落合博満さんの会話内容が、認知症を予防・改善して行く上で共通している部分がありました。
それは、、、変な知識があれば逆に上手くいかないということです。
メッセンジャー黒田さんと落合博満さんの会話
落合さんがタイミングよくバットをボールに当てる方法を話していると、、、
野球をしたことない素人のメッセンジャー黒田さんが
黒田:どーして他のバッターは同じことしないんですか?
落合:理解しようとしないんだよ。
黒田:でも、僕は理解しましたよ。
落合:そうなの!知らない方が理解できるの!変に知識があると素直にやらないし、理解すらしないの。だから教えても結果が出ないの。
上記の会話は当協会のスタッフだけでなく、人に知識や技術を教える立場の方は全員経験していると思います。
自分の専門領域と少し重なる仕事を初めて行う際、変にオリジナルを加えたり、自分の知識や考えをねじ込もうとする人はたくさんいます。
でもほとんどの場合上手くいかず、失敗します。
逆に何も知らずに、素直にやった方が上手に事が運びやすいです。
別に知識があること自体を否定しているのでなく、初めて行うことはその領域の専門家の言うことを素直に聴いて、行動した方が大きな失敗をせずに済みます。
行動して結果が出た後に、「こうした方が良いかも」って考えて自分の知識や経験を元にオリジナルを付け加えるのは良いと思います。
この話をたまにすると、「失敗も経験の一つ」という人がいます。
しかし、失敗して一番被害を被るのは患者さんやご家族です。
仮に予期せぬことで失敗した場合は、今後そんな事が二度と起こさないための経験と言えますが、
これをしたら明らかに失敗するのにとわかっている失敗は、、、ちょっと、いやかなりまずいですよね。
落合博満さんの言葉でふとこんなことを思い出した夜でした。。。
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