認知症治療おける失行の治し方
From:高松 英嗣(日本認知症リハビリテーション協会)
佐渡島へ向かうフェリーより
本日は佐渡島へ向かうフェリーからお話しします。
少し、エンジン音や風がうるさいのでいつもより声を張ってお伝えします。
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知っている人もいると思いますが、
僕、4ヶ月入院していて、昨日久しぶりにセミナーの現場へ足を運んだんですよ。
やっぱり、現場は良いですね!
みんなやる気があって、エネルギーを感じました!
さて、、、
昨日のセミナーは失行の質問が多かったので、
失行の治療についてお話ししますね。
失行の原因箇所のほとんどは脳の角回や縁上回なんですよ。
なので、角回や縁上回に対してアプローチすることが必要なんですが、、、
それより前にアプローチする箇所があるんですね。
それが、上頭頂小葉(頭頂葉の1部)なんです。
ここで、しっかり感覚を受け取って、角回や縁上回、運動野へ情報を送るのことができなくても、失行の症状が出ます。
なので、角回や縁上回にアプーチする前に、感覚情報を送る、上頭頂小葉を活性させる必要があります。
もし、失行の症状が改善できない方は、上頭頂小葉へアプローチしてください!
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